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受け継がれる物語 [雑記]

小さい頃に聞いた物語が、いつの間にか違っていることってないですか?


私が幼い頃に読んだ 『かちかち山』 は

優しいおばあさんが悪いタヌキに騙されて殺されてしまい、
その仇としてウサギがタヌキを謀殺する物語でしたが、

今のストーリーは、おばあさんは死なず、タヌキも死なず、
タヌキは悪さをしたことを謝って、みんな仲良く幸せに暮らしましたとさ、という結末だとか。


トラがバターになっちゃう話なんかは、差別用語がどうとか言って
存在自体がなかったことにされてしまってるし。


浦島太郎も変わっちゃいましたね。

私が子供の頃の話では、助けた亀に連れられて竜宮城へ行き、
最後は玉手箱を開けておじいさんになってしまったものですが

今の物語は、カップ麺から生まれた浦島が、竹から生まれた乙姫と一緒に、
犬・サル・トリを連れて鬼が島に行き悪い竜を倒すことになってましたからね。

ん? それは任天堂のせいか。


ま、歪んだ物語を聞いて育った子たちには、良識ある大人を代表して
私が ちゃんとしたお話 を伝えてあげないといけませんね。

以前 『桃太郎』 のお話をしたので、
今日は 『三匹のこぶた』 の話をしてみましょうか。



       *     *     *


あるところに、三匹の子豚の兄弟がいました。

三匹は、お父さんの命令で、それぞれの家を建てることになりました。

 長男は、わらを束ねて簡単な家を作りました。

 次男は、木を切っておしゃれな家を建てました。

 三男は、レンガを積み上げて頑丈な家を造りました。


家はいつしか城となり、


庭はいつしか国となり、


三匹は、それぞれ魏・呉・蜀という国名を唱え、血で血を洗う争いの歴史が…



お願い、そろそろ誰か止めて
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コメント 6

Lonar

かまわん、続けたまえ。
by Lonar (2012-03-23 02:06) 

sally

ちゃんと語ろうとすると、腸肥(ちょうひ)だの加工豚(かこうとん)だの
ぞろぞろとキャラが増えて、コミックス60巻分の長さになってしまうので
無理です。残念だ。いや残念だ。
by sally (2012-03-23 09:03) 

どるちぇ

>腸肥(ちょうひ)だの加工豚(かこうとん)だの
>ぞろぞろとキャラが増えて、コミックス60巻分の長さになってしまうので

グ●ン=サーガなんて小説は、
「100巻まで続ける  第100巻のタイトルは決まっている」
などと作者がのたまわっておりましたが・・・(以下自粛)

by どるちぇ (2012-03-25 01:35) 

sally

結末のイメージを先に作るというのも、創作スタイルのひとつなんですよ。
100巻といっても、タイトルだけの話だしね。
「『ロード』は16章まである」と言ってるようなもん。
ウチのプリメ記事も この形ですし。
明日アップさせますが、構想通りの結末ですヨ。

ま、大風呂敷を広げた上で、実行するかどうかは別問題ですけどね。
実現しないと、陰で「口だけ番長」とか言われるのです。
by sally (2012-03-25 09:09) 

どるちぇ

>結末のイメージを先に作るというのも、創作スタイルのひとつなんですよ。
>100巻といっても、タイトルだけの話だしね。
>「『ロード』は16章まである」と言ってるようなもん。

いやそれが・・・・・グイン・サ●ガはというと

話が進むうちにキャラクターがどんどん出てきて、気が付くと150巻をゆうに越え・・・・・物語が佳境にすら入らないうちに作者が他界してしまったという・・・(汗
by どるちぇ (2012-03-27 02:44) 

sally

それはスゴイ (^^ゞ

作者的には嬉しい誤算ってやつなんだろうね。
そういうものを書いてみたいなぁ…
by sally (2012-03-27 09:01) 

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